Datacor 社のパイプフロー解析ソフトウェアは配管/ダクトの系統のモデルを構築し、シミュレーションによって解析することが可能なエンジニアリングツールであり、日本国内では江守情報のみから提供されております。 より効率的で安全性の高い設計案を提供し、運転上の課題の解決策も提案いたします。

 

使用されている分野と用途の例:

  • バイオ燃料

    シナリオベースのデジタルツインによる事前のトラブルシューティング、起動/停止/異常発生時のプロセス設計
    Impulse、xStream: サージと過渡現象を評価し、安全な運転を保証する保護装置を選定

  • 化学品

    サージリスク、過大な機器、エネルギー損失を特定し、より安全で効率的なシステムを実現
    厳密なポンプの評価により、処理能力を最大化しつつ運用コストを削減できる設計案を見出す
    Fathom: ボトルネック箇所を特定し、費用対効果の大きい改造案を発見(事例

  • 製薬・医薬品

    精製水、クリーン蒸気、緩衝液調整ループのデジタルツイン

  • 発電・電力・エネルギー

    発電所の増設/新設、炭素回収設備、冷却水系の設計、コンバインドサイクル、水素製造プロセス、等における 配管、コンプレッサー、ポンプ等のサイズを選定し、負荷変動時の圧力損失分布と流量分布を予測
    バルブの急閉やポンプトリップなどの過渡状態における系統の挙動をシミュレーション
    Fathom: 様々な運転状態を考慮した配管/機器の適切なサイジング(事例

  • データセンター

    Fathom: 冷却ループ全体の圧力損失分布と温度分布を予測
    長期運用における緩やかなサージ、共振、温度成層効果を捕捉(XTS モジュール使用)
    Impulse: ポンプトリップ、バルブ操作、停電に対する応答を確認

  • 石油・ガス

    Fathom: シナリオ比較により運転コストの削減を支援、需要変動範囲での負荷追従性を検証
    掘削泥水、原油スラリーの系統を検討(SSL モジュール)

  • LNG

    Fathom: LNG 移送ライン、ローディングアーム、べーパー回収ヘッダー、等のポンプ揚程、配管径、バルブ Cv、NPSH を評価、チョークやオーバーフローを特定し最適な配管レイアウトを探索
    Impulse: サージとウォーターハンマーを解析し、サージタンク、緩閉弁、段階的シーケンス制御などの緩和策を評価、圧力を許容範囲内に維持
    Arrow: BOG ライン、フレアライン、べーパー回収ライン、等の圧力、マッハ数、チョーク点を予測、リリーフ弁、レギュレータ、配管のサイズを API 要件を満たすように決定

  • 水素

    Fathom, Arrow: 集合管、マニホールドの圧力損失、ラインパック量、圧縮機所要動力を評価
    Impulse: 冷却水/給水回路におけるバルブの急閉、ポンプのトリップによるウォーターハンマーを特定し、緩和装置を評価/選定

  • 宇宙・航空産業

    Fathom: 極低温の推進剤供給ラインにおける圧力損失と流速分布のシミュレーション
    Arrow: 加圧/ベントシステムの圧力と温度の変化の予測
    Impulse: サージ緩和装置を評価/選定し、発射台や供給系統を保護
    xStream: 高周波音響圧力波を捕捉し、発射時やベント時の音響負荷の影響を評価

  • 造船・海洋プラント

    Fathom: 制御設定値、バルブ開度、ポンプ運転点、等を変更したシナリオ分析
    Arrow: 伝熱、実ガス、チョークの影響を考慮して、系統の個々の要素の相互作用をシミュレーション
    Impulse: 水撃防止策を検討して危機的な状況を回避
    xStream: 過渡現象におけるスチーム/ガスの系統の応答をシミュレーション
    容積ポンプやレシプロコンプレッサによる圧力脈動との共振を特定(PFA モジュール)

  • 食品・飲料

    飲料、醸造、香料製造プロセスで流体の移送を最適化
    効率的で安全な配管系統の設計を支援

  • 鉱業・資源開発

    Fathom: 排水網のデジタルツインにより、設計案や運転シナリオをダウンタイム無しで「テスト運転」し、環境規制違反を防止
    Arrow: 地上圧縮機プラントと深部換気設備の両方で気流/圧力損失の分布を計算し、絞り区間/熱的影響を予測、ファンやレギュレーターのサイズを決定
    Impulse: 尾鉱パイプラインの増設やブースターポンプを追加する際のサージおよび水撃の解析
    尾鉱、スラリー移送のパイプラインの評価/検討(SSL モジュール)