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InfoWorks ICM 関連製品が販売開始されました
InfoWorks 製品シリーズとして、InfoWorks ICM Sewer (スゥワー) と InfoWorks ICM Flood(フラッド) の販売が開始されました。また、下水道管網解析ソフト xpswmm や、リアルタイム解析を行う ICMLive、IWLive Pro についても Autodesk 製品として正式販売が再開されております。
InfoWorks ICM Sewer
これまで InfoWorks ICM Standard という名称で販売されていた製品になります。一次元解析を対象としており、河川・下水道管網内の流下状況を計算することに特化した製品となっております。
InfoWorks ICM については、河川・下水道管網の一次元解析機能に加え、地表面上に溢れた水の広がりを計算する二次元解析機能が搭載された ICM Ultimate(アルティメイト) が一般的に国内で広く導入されております。この Ultimate から二次元解析機能をほぼ取り除いたのが ICM Sewer となります。
InfoWorks ICM Flood
二次元不定流解析に特化した製品であり、地表面上に溢れた水の広がりを面的に解析することを目的に開発された製品となります。下水道管網や河川のモデリングについては、機能評価を目的に1,000ノードまで可能となっております。簡易モデル等、地表面上の水の広がりを二次元解析したいという場合にお使いいただける製品となります。
下表は、InfoWorks ICM Sewer、Flood、Ultimate の機能を比較したものとなります。ご確認ください。
ICMLive
ICMLive(アイシーエムライブ)は、InfoWorks ICM にて構築されたモデルを利用して、リアルタイム解析を行うための製品となります。気象レーダや水位計、ポンプ等の稼働情報を取込み、24時間365日、一定周期でリアルタイム解析を行います。各種閾値の設定が可能となっており、例えば浸水が予測される場合等、担当者にメールを自動送信することが可能です。
IWLive Pro
IWLive Pro (アイダブリュプロ)は、InfoWorks WS Proにて構築された上水道管網モデルをベースにリアルタイム解析を行うためのシステムです。配水池の水位や管内流量、構造物の情報などをリアルタイムで読込み、一定周期でシミュレーションを行います。平常時は、上水道管網の配水状況のモニタリングや施設の最適化に使用することが可能であり、非常時にはその状況を瞬時に計算するだけでなく、考え得る対策案まで容易に解析することが可能となっております。これまで熟練オペレータの勘と経験に依存してきた重要な局面での意思決定を大きく支援します。
詳細については、以下の資料にてご覧いただけます。製品価格やサポートサービスに関するご質問等ございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
